新郎からゲストへの挨拶としてウェルカムスピーチがありますが、入籍済みの場合はその報告もスピーチに入れたほうがいいのかで悩むことがあります。
そこで、既に入籍済みの場合はどんなウェルカムスピーチがいいのか、についてご紹介したいと思います。
入籍した日を報告し、ゲストへ向けて感謝の気持ちを伝えましょう。
ウェルカムスピーチに緊張している新郎も多いと思いますが、上手く話そうと考える必要はありません。大きな声ではっきり話せばそれだけでOKです!
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新郎のウェルカムスピーチで既に入籍済みの場合のスピーチポイント
すでに入籍を終えている場合は、何月何日に入籍したかを新郎のウェルカムスピーチに入れましょう。
日にちだけだとピンとこないこともあるので、「本日で○ヶ月経ちました」などの具体的な数字も入れるとより良いですね。
夫婦としてどのくらいの日数が経っていて、どんな夫婦生活なのかも文章に盛り込むとより親近感が湧きます。
あまりスピーチは長くならないほうが良いのですが、入籍にまつわるようなエピソードがあればそちらを入れるのもいいですね。
たとえば平成から元号が令和に変わった2019年(令和元年)5月1日は、多くのカップルが入籍しました。
そんな日に入籍したのであれば、「新しい元号のスタートと同じ日に夫婦としての生活をスタートしました」というと記憶に残りやすくて聞きやすいです。
11月22日の「いい夫婦の日」や「ふたりとも猫が好きなので2月22日、ニャンニャンニャンの日に入籍しました」というのもいいでしょう。
特になにもない日であれば、「雲ひとつない気持ちの良い快晴の日でした」や「土砂降りの中二人で市役所へ駆け込みました」などでもいいですが、特になければ日にちだけも構いません。
ゲストが飽きてしまうので、あまり長くなるような話はやめましょう。
ウェルカムスピーチを読む新郎なら必ず押さえておきたい、入籍済みの報告と感謝の気持ち
新郎のウェルアムスピーチには、ただ単に入籍済みの報告ではなく、周りへの感謝の気持ちも言葉にすると好感が持てます。
どのくらいの交際期間だったか、また、その間や入籍してからも新郎新婦の関係を暖かく見守ってきてくれた親族や友人、会社の上司や同僚など、全員に伝えられるような感謝の挨拶にしましょう。
また、転居している場合、事前に転居通知席次表で知らせているケースが多いのですが、スピーチで再度言うのも良いですね。
市内の場合は最寄り駅を伝えると分かりやすいです。
遠方に引っ越した場合、その土地の名産品などを挙げて「観光がてら遊びに来てください」というのもおすすめですよ。
入籍済みで子供がいるなら、ユーモアを交えたウェルカムスピーチもおすすめ
すでに子供のいる夫婦のウェルカムスピーチの場合、子供にまつわるエピソードを混ぜるのもいいですね。
子供の年齢にもよりますが、結婚式の準備と育児で新郎新婦は毎日大変だったはず。
そのエピソードの中から笑い話やほっこりする話にできそうなものを見つけてスピーチにすると、会場が和やかな空気になります。
例えば、ウェルカムボードで何か貼り付けたり作ったりしたのであれば、「夫婦と子供で○○を作りましたが、子供のの方が幼稚園の工作で慣れているため、私達よりも上手でした」などでもいいのです。
赤ちゃんの場合ならエピソードが難しいかもしれませんが、衣装にとてもこだわって、新婦のドレス選びよりも二人で真剣に考えていました、などの簡単な話でもいいと思います。
ただし授かり婚での入籍済みの場合は、新郎のウェルカムスピーチに取り入れるかどうかは慎重になるべき
授かり婚である場合も、スピーチに取り入れて何月に出産予定かを伝えると良いのですが、その一文は当日急に読まなくなっても不自然にならないように気をつけてスピーチを考えましょう。
女性の妊娠は非常にデリケートで、当日の新婦の体調や妊娠の状態、親族の授かり婚に対する認識など、様々な方面から考える必要があります。
取り入れるならサラッと簡単に紹介する程度にして、あまり深く掘り下げないようにするのが無難です。
ただし、あまりにも新婦さんのお腹が大きいと、いくらデリケートな問題だから取って全く触れないのも不自然です。
当日の状況次第で臨機応変に対応できるように準備しておくと安心ですね。
ウェルカムスピーチは上手く話そうと考えなくても大丈夫!保険としてカンペを持つのはあり
夫婦を代表してのスピーチなので、失敗しないように意気込む人も多いのですが、あまり気構えないことも成功の秘訣ですよ。
ダラダラ話すのは締りがないので良くないですが、何も見ないで完璧に話そうと力を入れてしまうと、発声に失敗したり頭が真っ白になって覚えた原稿が飛んだりします。
安心のためにもカンペは持っておくと良いでしょう。見ながら話すからと言って印象が悪くなるわけではありません。
ずっと原稿を見続けるのではなく、ゲストを見ながら時々原稿を見る程度にしておけば不自然な印象もないので十分です。
結婚式はほとんどが映像として後々まで残るものです。