結婚式のスピーチを上司がするときの基本マナーやポイントを紹介

結婚式でのスピーチを上司として頼まれたら、どんなスピーチをしたらいいのか焦ってしまいませんか?大切な部下の門出を祝うためにも上司としてマナーを守った挨拶をしましょう。

そこで、結婚式で上司としてスピーチを頼まれたときの基本マナーやポイントについてお伝えしていきましょう。

これを読めば、上司としてスピーチするときの基本の流れ、気をつけたいマナーや注意事項がわかり、スムーズにスピーチの準備を進めることができます。
ぜひ、人生の先輩として温かいお祝いの言葉を贈ってあげましょう。

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結婚式で新郎の上司としてスピーチを頼まれたときの基本の流れとは

結婚式の上司のスピーチの流れ

まず司会者の方から呼ばれたらその場で立ち上がりお辞儀をしましょう。その後マイクまで移動しマイクの前で新郎新婦にお辞儀をし、話し始める前にお辞儀をします。

  • 自己紹介
    結婚式では自分の部下の招待客だけではなく、お相手の招待客もいて貴方がどんな間柄かわからない方もいます。同じ会社に勤務し新郎の上司にあたるという事を自己紹介の時点で伝えましょう。
    例「同じ会社に勤務しており新郎の上司にあたります○○と申します。」
  • お祝いの言葉
    本日の主役新郎、新婦の名前を入れてお祝いの言葉を述べましょう。一緒に新郎、新婦のご家族、ご親戚の方にもお祝いの言葉をかけましょう。結婚式には色々な方が見えているため名前は職場での呼び方ではなく丁寧にさん付けで呼びましょう。新婦の名前はあらかじめリサーチしておくことが大事です。正しく読む事ができるように調べて置きましょう。言い終わった後新郎新婦、ご両家の方々が立っている場合があります。「どうぞご着席ください」と声をかける事をお忘れなく。
  • ご家族の方に職場での仕事の様子や人柄をお伝えする。
    普段知る事ができない会社での新郎の上司だからこそ知る様子をお伝えしましょう。失敗エピソードや恥ずかしい内容は絶対避け会場が和む内容を意識しましょ。
  • これからの結婚生活を応援しましょう。
    これから始まる新婚生活に向けて自分の経験談を入れてアドバイスをしましょう。どんな事があっても力を合わせて人生を歩むという感じで力強い言葉で閉めましょう。

お祝いの言葉の締めには必ず再度お祝いの言葉を継げてこのたび招待していただいた感謝の気持ちも伝えましょう。

結婚式で上司としてスピーチするときはマナーを守ること

上司として結婚式でスピーチをするなら忌み言葉を確認しましょう。

  • 離れてしまう事を思わせる言葉
    例 分ける、切れてしまう、別れ
  • 不幸せな言葉
    例 負ける、悲しい、嫌悪
  • 繰り返す言葉
    例 度々、各々、再度

お祝いの席で使うのは良くない言葉の一例です。普段何気なく使ってしまう言葉なのでスピーチを考える時には注意しましょう。また出来上がったスピーチは身近な人にも確認してもらうと良いでしょう。

自分中心的な話をしない。

結婚式の主役を差し置いて自分の話に持っていってしまわないよう注意しましょう。あくまでも主役を中心とした話の中に少し自分を入れた話程度にしましょう。

お辞儀のタイミングを確認しましょう。

上司としてスピーチをする時は自分よりも目上の方や、相手方のご両親、ご親族の方もいらっしゃる事を忘れずに丁寧な対応を心がけましょう。

結婚式当日は上司として堂々とスピーチするためにもしっかり練習しておきましょう

普段あまり緊張しないタイプでも大役を仰せつかったわけですから直前になって緊張してきたなんて事もあるかもしれません。緊張を軽減させるには練習をする事が大事です。

  • 腹式呼吸の練習
    普段呼吸を意識して生活していないことが多く緊張するとさらに呼吸が浅くなり呼吸の大切さがわかります。普段から深く呼吸をする様に心がけましょう。鼻から沢山の酸素を吸ってお腹まで吸い込みます。はく時は鼻から細くはいていきます。
  • スピーチの原稿を何度も読み返す。
    時間を決めて1日1回は声を出してスピーチの練習をしましょう。結婚式が近くなったら椅子から立ち上がって、マイクに行くまでの行動も入れて練習しましょう。声を出す時はゆっくり間を取りながら読むと聞き取りやすくなります。
  • 声の大きさを確認しましょう。
    結婚式の会場でマイクを通してスピーチするとどのくらいの声の大きさが良いのかわからなくなってしまいます。カラオケに行った時にスピーチの練習の時間を少しとって声の大きさを確認しましょう。
  • 当日の服を着てみる。
    結婚式に着ていく服を着てスピーチの練習をしてみましょう。いつも着慣れない服に姿勢が悪くなってしまうかもしれません。胸を張って声をしっかり出す練習も大事です。

結婚式のスピーチでは職場の上司でも主役に敬意を払うのを忘れないこと

新郎、新婦が主役の結婚式では仕事上でお互いにしかわからない失敗話や、恥ずかしくなるような話題は駄目です。

上司はスピーチで新郎が恥ずかしいと思うような話はしない。

普段は気心知れた間柄であっても、お祝いの席では新郎を立てほめるくらいの気持ちでスピーチしましょう。普段恥ずかしくてほめる事ができなくても当日は良いチャンスだと思ってほめましょう。又2人だけが知っているような失敗話や恋愛話などは、せっかくの結婚式といういい雰囲気の場の空気を悪くしてしまうので絶対してはいけません。

上司として新郎の人間性をほめましょう。

気遣いができるところや、思いやりがあるところなど普段ご両親には見せない素敵なところをスピーチしましょう。家にいるときと仕事での新郎は違いしっかり働いている事を上司としての視点から伝えましょう。上司だから見える良いところもあるでしょう。

人生の先輩として新郎新婦に心からのお祝いメッセージを贈りましょう

これからの人生は2人になりさらに素敵な人生になるでしょう。人間生きていればどんな事が起こりうるかわかりません、でも2人でいればうれしい事も大変な事も気持ちを分け合える事ができて本当に心強く感じます。いつも一緒に居る事に感謝して素敵な結婚生活になるよう心より願っています。

普段の生活では長くなればなるほど感謝を忘れてしまいます。いつも味方でいてくれる事に感謝を忘れないでいたいです。