親族の結婚式に出席する時、どのような服装をして出席すれば良いのかわからないこともあります。胸元にポケットチーフを挿すほうが良いのかもそのうちの一つではないでしょうか。
親族の結婚式は、自分がゲストをお迎えする立場で出席するものです。ポケットチーフなど、一体どのような服装で出席すれば良いのかを知って、結婚式をお祝いしましょう。
また、結婚式におすすめのポケットチーフの折り方についてもご紹介しますので、こちらも是非参考にしてみてください。
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親族の結婚式にポケットチーフは絶対必要?結婚式の装い
結論からいうと、絶対必要ではありません。
男性のポケットチーフはおしゃれのワンポイント
マナーとしてなければいけないということはありません。
ポケットチーフの起原
コートの胸ポケットに皮の手袋を挿したことから始まります。
それも19世紀のことで、その前まではコートに胸ポケットすらなかったのです。そのため、文化としては比較的新しいものといえます。
コートに皮の手袋を挿したことからスーツにポケットチーフを挿すようになり、それが日本ではフォーマルとして広がったというだけのことなので、しっかりした由来があって挿さなければマナー違反になるというわけではないのです。
しかし、落ち着いた色のフォーマルスーツにポケットチーフがあるのとないのとでは、華やかさや明るさが違います。
というだけの話です。
結婚式のポケットチーフコーディネートポケット・親族男性が選びたい色
ポケットチーフとネクタイは近い場所、色味に注意
全然違う色が2色胸元にあるとごちゃごちゃして見えます。
ネクタイだけを引き立たせたい、または同じ色で用意できないときはポケットチーフの色を白にしましょう。
白いシルクのポケットチーフなら清潔感も高級感もあってとても良いので、初めてのポケットチーフを選ぶのであれば白にしておいた方が今後も使えて便利ですよ。
ポケットチーフの素材
シルクかリネン、綿が一般的なのですが、綿はカジュアルなのでフォーマルではあまり使えない素材です。結婚式や披露宴ならシルクかリネンしか使えないので、迷ったら白いシルクまたは白いリネンのポケットチーフを選びましょう。
また、もしもネクタイがワイン色でそれに合わせたいと思ったら、ワイン色のポケットチーフよりはピンク色のポケットチーフにした方が華やかさが出るのでおすすめですよ。
色の相性の良さで言えば反対色も相性抜群なのですが、反対色と言われてもわからない人がほとんどです。
まずは同系色から合わせてみるのが簡単ですよ。
親族の結婚式にポケットチーフがないときの代用品とポケットチーフの素材について
どうしても事前に用意できなかったけど何かを胸ポケットに挿したい人には、ハンカチでの代用がおすすめです。
白い無地のハンカチであればフォーマルで使えるので、家にあるハンカチを使いましょう。
一部分でも少し光沢のあるようなハンカチだとフォーマルの場でも使いやすくなります。柄物でも派手でなければOKですよ。
挿し方にもいろいろパターンがあるので、素材がしっかり分かるような差し方よりも、ほんの少しハンカチが顔を出す程度に見せた方がハンカチを代用していると分かりにくいです。
柄が同じなのそのセットを着用すればまず間違いありません。
2セットくらい持っておくと、親族の結婚式が2~3組ほど近い日程であって、出席する親族がほとんど同じでも着回ししているという感じが出ないのでおすすめです。
親族の服装・結婚式に出席するときのポケットチーフの折り方
ポケットチーフにも折り方が色々あるので、正しく折って美しく見えるようにしましょう。
親族なら、おすすめはスリーピークスという折り方
正方形のポケットチーフを、三角にたたんで、また三角にたたんで、最後には折り目を少しずつずらして、三角の部分が3つポケットから出るように折る方法です。
これが一番フォーマルの場にふさわしく、基本的な折り方と言われています。
少しカジュアルダウンするなら、ポケットから出る三角の部分が2つになるツインピークスもおすすめですし、細かく折るのが苦手な人は、四角に折り続けて、ポケットから見える部分も四角の小範囲だけというTVフォールドという折り方もあります。
シルクのポケットチーフなら、パフドというのも華やかでおしゃれ
ふんわりしていて丸みのあるシルエットなので、シルクの光沢が活きてきます。
具体的な折り方は動画などでも実際に折って見本を見せている人などがいますので、参考にしながら練習してみましょう。
結婚式に出席する親族の服装・基本的なマナー
親族というポジションを、実は意識として間違えている人も多くいます。
友人や同僚というような一般の出席者にはあたりません。親族がどちらかというと新郎新婦側の立場なので、出席者を迎える人間になるのです。
主催者側がカジュアルな服装というわけにはいきませんよね。
親族が結婚式で着る服装はきちんとフォーマルでなければいけない
ただし、燕尾服やモーニングのような正礼装までフォーマルにならなくてもかまいません。
親族ならば準礼装のタキシードやブラックスーツを着ます。年齢が若い親族の場合は略礼装のダークスーツを着ることもありますが、何歳であっても準礼装の衣装で用意しておくと間違いありません。
ネクタイは白かゴールドやシルバーのような明るい色を選ぶこと
友人の結婚式だと少し色物を取り入れて華やかにしてもいいのですが、親族となるとそういうわけにはできません。
色は入れても無地のシンプルもの、色の控えめなものなどの配慮が必要なので、気をつけましょう。