白無垢に綿帽子を選ぶと髪型は?綿帽子の特徴と洋髪の注意点

これから結婚式を挙げる予定の方は、白無垢に綿帽子の和装で挙式をしたい。そんな方もいらっしゃると思います。

しかし綿帽子と言えば文金高島田のかつらがセット!かつらは嫌だなぁという場合はどうしたら良いのでしょうか。綿帽子の中の髪型を洋髪にすることは可能なのでしょうか。

ここでは綿帽子をかぶる意味や、文金高島田が良いとされる理由、また洋髪にする場合の注意点などもご紹介をいたします。

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白無垢に綿帽子をかぶる意味

綿帽子は、頭をすっぽりと覆うようにして被ることから、その昔は寒さよけやホコリよけとして防寒具として使われたのが始まりでした。

角隠しだと見えてしまう顔の輪郭全体も、綿帽子だと隠すことができる

また、ウエディングドレスのベールのように、「新郎以外には顔を隠す」という意味が込められ、見た目も清楚で花嫁らいい雰囲気を作ることもできます。

また、角隠しは色打掛の時にも着用することが出来るので結婚式限定の髪型ではないのに対し、綿帽子は白無垢の時にしか着用することができない挙式限定のものだということもあり、人生で一度は綿帽子を被ってみたいという花嫁さんが多いのも事実です。

白無垢に綿帽子、中の髪型に文金高島田が合う理由

はじめから立体的な形に作られていると思っていた綿帽子ですが、私が実際に被ってみてわかったのは、被る前は平たい、ただの布だということです。

ただの平たい布をふんわりと開いて固定するためには、綿帽子の下に結わえる髪型を土台にしなければいけないため、中の髪型が非常に重要な役割を果たします。

そこで結われるのが「文金高島田」で、挙式の際にはかつらが使われることがほどんどですが、数ある高島田の中でも最も上品で根が高い形をしている文金高島田が綿帽子を被る花嫁にぴったりということから、花嫁の綿帽子の下は「文金高島田」になることが多いです。

白無垢と綿帽子にすると髪型は洋髪ではダメ?洋髪にする際の注意点

私が挙式をしたホテルでは、白無垢の下は文金高島田のかつら、と決まっていたので、他に選択肢はありませんでしたし、挙式が終わったらすぐにドレスに着替えて披露宴だったため、かつらを被ることに何の抵抗もありませんでした。

しかし、披露宴をそのまま白無垢でスタートさせるという場合には、白無垢は取らなければいけないため、かつらで人前に出たくないという方も多く、そのような場合には文金高島田のかつらの着用ではなく、洋髪を綿帽子の下に作る花嫁も多いようです。

洋髪はかつらほどのボリュームが確保できない

洋髪の上に綿帽子を被る場合には、「綿帽子キーパー」という道具が必要になり、式場での貸し出しはなく各自で用意しなければいけないことも多いようなので、注意が必要です。

前髪のアップヘアも残して洋髪でも、綿帽子キーパーがあれば綿帽子を被ることも可能

事前にヘアメイクの担当の方に相談してみると良いですね。
ただし、ヘアメイクさんによっては洋髪のセットに慣れていなかったり、かつらをすすめられたりする場合もあるようなので、必ずしも洋髪プラス綿帽子のセットが叶うかどうかは定かではありません。

綿帽子と洋髪の髪型ならヘッドドレスを付けることも可能です

白無垢で披露宴をスタートさせる花嫁さんであれば、洋髪の飾りにもこだわりたいものです。

白無垢の花嫁さんを見てキレイだな、と思うのは、かつらももちろん素敵ですが、シニヨンなどの落ち着いた雰囲気でまとめた髪型に、白い胡蝶蘭や生花などを飾ったスタイルで、どんな輪郭の方でも可愛らしく大人っぽい印象の女性になるのが良いですね。

ドレスに合わせて着用することの多い、ヘッドドレスも、洋髪と白無垢の組み合わせであればピッタリです。
ウエディングドレスを着る予定のない方でも、ヘッドドレスを身につけることでベールを着用した気分になれますし、和風の白無垢と洋風のヘッドドレスの組み合わせでおしゃれで個性的な花嫁になれるのも、洋髪の魅力の一つです。

かつらをレンタルするとそれなりに費用がかかってしまいますが、地毛を使ってセットできる洋髪の髪型を選べば、用意するのは髪飾りと綿帽子キーパーだけなので、場合によってはヘアメイク代の節約にもなります。
短い髪型の花嫁さんでも、髪飾りだけで十分華やかになりますので、自分好みの髪型で、洋髪と白無垢の組み合わせを楽しんでみてはいかがでしょうか。

白無垢と新日本髪の組み合わせも人気です

かつらは、はじめから出来上がっているものを被るので、輪郭や顔立ちによっては似合わなかったり、締め付けが苦しかったりすることがあり、好まない花嫁さんも多いです。

地毛がロングヘアーの花嫁さんは「新日本髪」がおすすめ

地毛を使って結い上げる新しいスタイルの髪型も、綿帽子の下に結う髪型として人気があります。

かつらとは異なり、自分の輪郭に合わせて髪型を作ることができる

かつら独特の生え際の違和感や締めつけ感などの不自然さは感じなくなりますし、顔立ちに合わせて髪型の高さやびんの大きさの調整ができるので、ヘアメイクさんに色々と注文をつけることも可能です。

ただし、新日本髪は地毛がある程度長い方でなければ作れないこと、対応できるスタッフが数少ないことなどがデメリットになるので、挑戦したい方は早めに式場に相談して、希望が叶うかどうかを確認してみて下さいね。