親しい友人の結婚式では一緒に喜びを分かち合いたいものですよね。
親友と呼べるほど長く時間を過ごした方であれば尚の事でしょう。
親友の場合には結婚式での友人代表のスピーチをお願いされることも多いものです。
ここでは、結婚式のお祝いスピーチを考える手順やスピーチ文の構成、NGワードなどの基本的なことの他に成功のためのコツもご紹介します。
順番に読みすすめていけばスムーズにスピーチ文を作成することができますよ。
また、どうしてもスピーチは難しいという方のために、お断りの方法についてもご紹介します。
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結婚式で友人代表としてお祝いのスピーチをするなら、まずは思い出の回想から始めましょう
しかし、慣れていないとどこから手をつけたらいいのか悩みます。
スピーチについて考えるときには、スピーチの中心となる新郎または新婦との思い出やエピソードを思い出すことから始めてみましょう。
結婚式にふさわしいエピソードにする
友人であるあなたとの新郎新婦との思い出やエピソードは多くあるはずです。
その中でも、お祝い事である結婚式にふさわしい内容のものをチョイスしましょう。
さらに、その話の中から新郎新婦の人柄を参列しているみんなに伝えることができると素敵です。
例えば、どんなときも味方でいてくれる、いつも明るく楽しませてくれるなど良い部分がつたわるようなエピソードをスピーチにいれてみましょう。
結婚式というお祝いの場なので、みんながいい気分で過ごせるようなスピーチとなるように心がけましょう。
結婚式で友人代表としてお祝いスピーチする時の基本構成について
スピーチの内容の中心は新郎新婦とのエピソードですが、それだけではありません。
きちんとした基本の構成や流れがあるので、エピソードの前後に分けてご紹介します。
エピソード前のスピーチの構成
- 祝福の言葉を述べる
新郎新婦、また両家の親へ向けてお祝いの言葉を述べましょう。
難しい言葉はいりません。
「本日は、誠におめでとうございます」というシンプルな言葉でOKです。
スピーチの第一声となるので、聞きやすい声の大きさや話し方となるように気をつけましょう。 - 自己紹介をする
スピーチ前に司会の方から紹介されてはいますが、ここで再度自己紹介します。
詳しくする必要はないので、名前と新郎新婦との関係を述べる程度にします。
関係性を述べておくと、このあとの思い出を話し始める時にもスムーズです。
エピソード後のスピーチの構成
新郎新婦2人へのメッセージを贈る
2人の幸せを願う言葉やお祝いの言葉で締めるといいでしょう。
結婚式のお祝いスピーチで使うのはNG、忌み言葉について
使ってはいけない忌み言葉がたくさんあるので、知らずに使ってしまったとならないように頭にいれておきましょう。
忌み言葉とは
忌み言葉とは、特定の場で使うのを避ける言葉です。
その具体的な言葉はシチュエーションにより異なります。
結婚式の忌み言葉
結婚式の忌み言葉は数多くあるので、うっかり言ってしまわないかと心配になります。
しかし、どんな意味合いの言葉を使うのがNGなのかをおさえておくことでそんな心配もなくなります。
忌み言葉は大きく分けて3つあります。
- まずは、離婚や別れを思わせる言葉です。
結ばれた2人に対してふさわしくないことは明らかです。 - 次に、不幸や不吉な言葉です。
幸せな結婚式でこのようなイメージを持たせる言葉は避けましょう。 - 最後に重ね言葉です。
言葉自体問題ないと思われますが、繰り返すという点で結婚を繰り返す(再婚)を思わせてしまいふさわしくないとされます。
一度原稿を書き上げたあとは、忌み言葉が使われていないかチェックすると安心です。
結婚式で友人代表としてお祝いスピーチを成功させるコツ
新郎新婦のためにもステキなスピーチをするためのコツをご紹介します。
コツをおさえてスピーチを成功させましょう。
- 準備は念入りに
人前で話すことが得意な人は、原稿を用意しないで頭の中に入れて話すこともあると思います。
ですが、いいものとするのであれば失敗を避けるためにも原稿はあったほうがいいです。また、原稿を作成したあとは何回か見直しをして変なところはないか、変えたほうがいい部分はないかなど添削をしましょう。 - スピーチの練習をする
実際に声に出して練習しましょう。
本番に近い状態で練習することが大切です。
家族に見てもらいながらやった時は、良かったところや直したほうがいいところなどのアドバイスをもらうようにしましょう。 - 早口で話さない
もとから早口の人もそうですが、緊張すると無意識に早口になってしまう人もいます。
自分のスピーチを聞いてもらうためにも、ゆっくり話すように心がけましょう。 - 堂々とした振る舞い
スピーチは、紹介されたところからはじまると言ってもいいのではないでしょうか。
マイクまで向かう時も堂々と歩きましょう。
やっぱり無理!結婚式でのお祝いのスピーチの断り方について
結婚式のスピーチの依頼は嬉しいものですが、あなたの性格や状況によっては断らなくてはいけない場合もあります。
ですが、その断り方が大切なのでご紹介します。
スピーチを断る時は早めに
結婚式に出席できないことが分かっているなど事情があってできないときには、早めに返事をしてください。
ギリギリまで返事をしなかったり悩んだ結果断ることになると、新郎新婦も新たにスピーチをしてくれる人を探さなければいけないですし、期間が短いことによってその代わりの人にも頼みにくくなってしまいます。
スピーチを断る理由を伝える
スピーチを辞退するには理由がありますよね。
人前に立つのが苦手だったり、家庭や仕事の事情などをしっかりと説明しましょう。
スピーチはできなくても力になりたいと伝える
自分の事情でスピーチを断ってしまうと、どうしても心にモヤモヤが残ってしまいますよね。
断るだけでは申し訳ないと思うのであれば、自分から積極的に申し出るとあなたの気持ちも伝わりやすいですし、お願いしやすいはずです。