新婦が行う結婚式のウェルカムスピーチの注意点とコツをご紹介

ゲストに向けて新郎が行うウェルカムスピーチが一般的ですが、新婦がウェルカムスピーチをするのはどうなのでしょうか?

二人の結婚式ですから、ウェルカムスピーチはどちらが行なっても問題はありません。しかしゲストや結婚式の雰囲気によっては、新郎にスピーチをしてもらうほうが違和感がなくすむ場合もあります。

新郎がスピーチを苦手だという場合は、新郎新婦二人でウェルカムスピーチをしてみてはいかがでしょうか。ここでは新婦も一緒に行うウェルカムスピーチについてご紹介をいたします。参考になさってください。

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新婦のウェルカムスピーチは変?結婚式のウェルカムスピーチについて

結婚披露宴の冒頭に、ゲストへの感謝を伝えるウェルカムスピーチは一般的には新郎がメインで行います。

そのため、新婦のみで行うウェルカムスピーチは珍しく感じられるでしょう。

そもそもウェルカムスピーチは、結婚式の主催者からゲストへ、来てくれたことにお礼を伝える挨拶です。

結婚式の主催者は新郎新婦の二人なので、どちらがウェルカムスピーチを行っても問題ないと考えられます。

ゲストによっては「でしゃばっている」と思われてしまう場合もありますが、新郎が極度のあがり症の場合や、親族から強い要望があった場合などは新婦のみで行ってもOKです。

新婦側のゲストが多い場合は、新婦がウェルカムスピーチをすると喜ばれるかもしれません。

スピーチをする際に、新郎ではなく新婦がスピーチをする理由をさりげなく伝え「新郎の代わりに」という事をアピールしておくと、新郎を立てたウェルカムスピーチになります。

無難なウェルカムスピーチにしたい場合は、新郎と一緒にするのが理想的です。

新郎新婦が一緒にウェルカムスピーチをするのもあり

結婚式に参加してくれるゲストに、自分の言葉でお礼を伝えたいという新婦も多くいると思います。

ただ、新婦のみのウェルカムスピーチで「でしゃばり」と思われるのが嫌という場合は、新郎新婦の2人でウェルカムスピーチをするのがおすすめです。

まずは新郎に挨拶をしてもらい、その後に続いて新婦が挨拶をするのがベストです。

新郎を立てるのはもちろん、新郎側の親族への感謝の気持ちを述べると良いでしょう。

結婚式は、二人が夫婦として歩み出す第一歩目の大事なイベントです。

新郎の親族や職場関係者が来る中、ウェルカムスピーチを新婦に任せる「頼りない新郎」というイメージが付かないように、ある程度の配慮が必要でしょう。

そもそもウェルカムスピーチとは?基本構成と内容

披露宴でのウェルカムスピーチは、来てくれたゲストへのお礼、結婚の報告、締めの言葉という流れが一般的です。

ウェルカムスピーチは、披露宴の最初の挨拶なので、長すぎるとゲストを退屈させてしまいます。

シンプルな構成で、1分から2分ほどを目安にスピーチを行うのがマナーです。

忌み言葉や重ね言葉など、縁起の悪い言葉は避け、結婚式の雰囲気に合わせた文章を考えるのが良いでしょう。

挙式当日の出来事や挙式中のエピソードなどをアドリブで付け加えるのもOKです。

あまり堅苦しくなく、会場が和むようなスピーチをする事が大切です。短くシンプルに、新郎新婦の二人らしいウェルカムスピーチをするのがポイントです。

新郎新婦で行うウェルカムスピーチの内容について

ウェルカムスピーチは、シンプルに短めの挨拶が基本です。

せっかく来てくれたゲストの皆さんに、伝えたい事や話したい事がたくさんあるかもしれませんが、披露宴の冒頭からの長すぎる挨拶はNGです。

披露宴ではたくさんの演出が控えているため、まずはゲストを退屈させないように、短くまとまった挨拶を心がけましょう。

一般的なウェルカムスピーチの構成は以下の通りです。

  • ゲストへのお礼
    まずは、ゲストに対し、結婚披露宴に参加してくれたことへの感謝を述べます。
  • 結婚の報告
    次に、挙式の報告をします。
    いつ、どこで挙式を行ったのかなどを報告すると良いでしょう。
  • 締めの言葉
    最後は、ゲストをもてなす言葉でスピーチの締めを行います。

新郎新婦の二人で行うウェルカムスピーチは、同じ内容を繰り返さないようにする事がポイントです。

「ゲストへのお礼」「結婚の報告」「締めの言葉」を二人で分担して伝えると良いでしょう。なるべく新郎からスピーチをはじめるようにして、最後の締めの言葉を新婦が言うのがベストです。新婦が締めの言葉を言う場合は、花嫁さんならではの目線で、結婚式の準備について話すのがおすすめです。

新婦が話す締めの言葉の例文

「今日のために、○○さん(新郎)と共に一生懸命準備をしてきました。撮影小物などもたくさん準備しましたので、ぜひ皆様たくさん写真を撮って楽しんでいただけらたと思います。」

「本日のおもてなしのお料理は、○○さん(新郎)と共に時間をかけて選んだメニューです。ささやかではありますが、楽しいひと時をお過ごしいただければ幸いです。」

ウェルカムスピーチとコツについてもご紹介

ウェルカムスピーチを成功させるためには、しっかりとした準備が必要です。

誰が聞いても失礼に当たらないような内容で、自分達らしいスピーチの内容を考えたら、何度でも練習をすることが大切です。ウェルカムスピーチは、そう長い文章ではありません。しっかりとゲストの顔を見ながら、原稿を見なくても読めるように、スピーチをしっかり覚える必要もあります。

事前の準備を入念に行えば、自信を持って本番に臨めます。

ウェルカムスピーチを成功させるコツは、なんと言っても「笑顔」です。

晴れ晴れとした表情で、はっきり堂々と話せば、ゲストに気持ちが伝わりやすくなります。

人は緊張すると、早口になってしまうので、いつも以上にゆっくりと話す事を意識しましょう。

もしも言う事を忘れてしまったり、途中でつかえてしまっても大丈夫です。

ちょっとした失敗には、場を和ませる効果もあるのです。

披露宴に足を運んでくれたゲストに、二人の言葉で素直な感謝の気持ちを伝える事が一番大切です。