結婚の両家顔合わせ挨拶の基礎知識!場所と内容・手土産とマナー

結婚が決まり、お互いの家への挨拶が済んだあとは、両家の顔合わせの挨拶を行います。
顔合わせをするときは、どのような場所を選び、どのような日取り・相場で行うものなのでしょうか。

ここでは、結婚の両家顔合わせをするときの基礎知識についてお伝えします。場所の決め方や当日の流れ、手土産や服装にについてお伝えしますので、是非参考にしてください。
結婚式の前にまずは顔合わせでお互いの家族の親睦を深め、楽しいひとときを過ごしましょう。

スポンサーリンク

関連のおすすめ記事

婚姻届には戸籍謄本が必要?戸籍謄本が間に合わない時の対処法

婚姻届には場合によっては戸籍謄本が必要となります。戸籍謄本の取り寄せが間に合わないと感じたら、どうし...

乾杯の挨拶(結婚式)を上司に依頼する時のマナーについて

結婚式の乾杯の挨拶を上司や恩師など目上の人に依頼することが多いです。上司に依頼する際のマナー、そ...

結婚式を身内だけで行う場合の費用の目安とプランの考え方

結婚式にかかる費用のことを考えて、身内だけの結婚式を考えているカップルも多いのではないでしょうか。...

親族同士の顔合わせの際に相応しい服装について知りたい

結婚前に親族同士の顔合わせをすることがありますが、その時に悩むのが服装です。相手に好印象を与える...

結婚の挨拶をする時の言葉、彼女の両親へ好印象を与える方法

彼女との結婚が決まり、次は彼女の両親へ挨拶へ行くことが決まると、どんな言葉で挨拶をするべきか悩みます...

結婚式で読み上げられるプロフィール紹介の例文について知りたい

結婚式で欠かせないもののひとつに「プロフィール紹介」があります。プロフィール紹介は、新郎新婦の大...

結婚式の費用を少しでも安くする方法と節約するときの注意点

結婚式を挙げようと計画を立てたとき、その費用の高さに驚いてしまうことがあります。結婚をすると、こ...

結婚式費用のために少しでも貯金したい、貯金方法と対策

結婚式場へ行ってプランを見せてもらうと、思っていた以上の費用が掛かることがわかり、貯金が必要だと焦り...

結婚式の値段の相場とは?結婚式の費用を抑えるポイント

結婚式の値段の相場とはどのくらいなのでしょうか。地域や人数によって差が出る結婚式の値段ですが、平均で...

彼女の家へ結婚の挨拶に行く時のマナーと男性が注意するべきこと

彼女にプロポーズをOKしてもらい、結婚へ向けて準備をする前に、まずは彼女の家に結婚の挨拶が必要です。...

結婚式を沖縄で行う場合の予算の相場や費用を抑えるコツ

結婚式を沖縄などで行うリゾートウェディング、2人の思い出の土地だったり、2人で行ってみたい場所だった...

結婚が決まったら両家の顔合わせに向けて準備を始めよう!

ご結婚おめでとうございます。結婚は人生の大きな転機でもあり、そして何より幸せな出来事です。...

結婚の挨拶に持参する手土産相場と選び方・知っておきたいマナー

彼の実家に結婚の挨拶に行くときは、これからお世話になる彼のご両親に少しでも好印象を持ってもらいたいと...

結婚式の見積もりは項目が変わるたびに納得するまでもらえる

結婚式の準備をしている方で、結婚式の見積もりに記載されている金額から実際にかかる金額が跳ね上がってし...

親同士の顔合わせの挨拶は新郎新婦が先導にたち準備を進める

親同士の顔合わせの挨拶は基本的に新郎新婦が両家の意見を考慮しつつ当日まで準備を進めていきます。...

スポンサーリンク

結婚が決まった時の両家の挨拶・顔合わせをする時の基礎知識

顔合わせ食事会がスムーズに進むよう、事前に準備しておく事があります。

結婚の挨拶の日取りや段取り

結婚が決まったら、なるべく早い段階で顔合わせを行いましょう。
とは言っても、急に「週末」などと予定を入れても都合が合わず、迷惑になりますので、余裕をもって1~2ヶ月先を予定しましょう。

都合の良い日がわかれば、早めに会場をおさえる必要があります。
参加者の予定が確定するまでの間に、会場の目星を付けておきましょう。
また、会場は「個室」が鉄則です。顔合わせに相応しい会場を吟味しましょう。

顔合わせ食事会の相場

顔合わせはお茶を飲んでお終いというわけにはいきません。
お祝いらしく華やかな食事を和やかな雰囲気で楽しみたいものです。

相場は1人あたりおよそ5,000円~10,000円となります。
10,000円となると、内容もかなり豪華になるとは思いますが、両家の参加人数が多い場合には高額になりますので、予算とあわせて考えてみると良いでしょう。

また、アレルギーがあると何かあった時に困りますので、事前に確認し食事会場にしっかりと伝えておくことも夫婦になる2人の仕事です。

結婚で両家の挨拶をするときの場所選びのポイント

お互いの両親がどこに住んでいるのかによっても条件は変わってきます。

結婚する2人の土地勘がある場所で行うのがベスト

例えば夫婦が東京に住んでいて、両親が静岡と福島に住んでいるようなケースであれば、夫婦の土地勘もあることから東京で行うのが良いでしょう。

また、夫婦とどちらかの両親が北海道に住んでいて、もう一方の両親が東京にいる場合には、東京の両親に北海道まで出向いて貰うという事になります。

両家の顔合わせ行う場所は、ケースバイケースですので、しっかり話し合う必要があります。

その際にかかる費用は夫婦になる2人が持つようにしましょう。そうすることで両親も負担なく、遠方でも参加しやすくなるでしょう。

どんな場合であっても大切なのは、夫婦になる2人がよく知っている場所で行うという事です。2人が主導で動くわけですから、知らない場所であたふたするわけにも行きません。会場もできれば行ったことがある場所、または下見するなどをして、到着までの道のりなども確認しておくと、スムーズに両親を誘導する事ができるでしょう。

両家顔合わせの挨拶をするときの一連の流れ

当日スムーズにすすめることができるように、流れは事前に計画を立てておきましょう。

両家顔合わせの司会進行役を決める

順序よくすすめるためには、進行役が必ず必要になります。

新郎が行っても良いですし、新郎の父親にお願いするのも良いでしょう。
その際は、事前に流れを記載したプログラムを作成し、その順序どおりにすすめて貰うと、進行もしやすいです。

  • はじめの挨拶
  • 家族紹介
  • 記念撮影
  • 乾杯の挨拶
  • 食事会
  • 歓談
  • 締めの挨拶

一般的にはこのような流れで行われます。少なくても挨拶をするタイミングは3回ほどありますので、進行役を決めたら話す内容も考えておくと良いでしょう。

あまり硬苦しくならなくても、大丈夫です。

結婚という幸せな報告をするお祝いの席ですので、集まってくれた親族の方に素直な感謝の気持ちを伝えましょう。

結婚が決まったあとの両家顔合わせをの挨拶で持参する手土産について

手土産は参加するそれぞれが用意する必要はありません。

用意する手土産は一家に一つ、それを夫婦になる2人の両親がそれぞれ相手の両親へ渡します。

顔合わせの手土産のポイント

手土産は必ずしも必要ではありませんので、手土産を持参するとなれば両方の両親に伝達するようにすることです。

また手土産の相場は3、000円~5,000円です。金銭的にも持ち運ぶ手間的にも負担のない品を用意しましょう。好き嫌い等については結婚する2人が伝達役を引き受け、好みの品を選ぶのも良いです。それぞれの両親が離れた場所に暮らしているのであれば、その土地の名産品が良いでしょう。

たとえ定番でも、気軽に手に入るものではない(スーパーなどに売っていない)ので嬉しいものです。

両家の顔合わせ挨拶をするときの服装や知っておきたいマナー

顔合わせは単なる食事会とは違います。
そのため、ある程度整った服装で参加する必要があります。

両家の服装を統一する

結納とは違うので、正式なフォーマルな服装をする必要はありません。ただ、一方が和装で着物を着ているのに、もう一方がスーツなどの洋装で来た時に、夫婦になる2人の準備の甘さが露呈してしまいます。

そのため、服装も予め食事会場に合わせて決め、それに両親も合わせてもらいましょう。
顔合わせは華やかな席ですが、「派手すぎる」のはマナー違反です。
特に女性は、いくらでもきらびやかにすることはできますが、派手な柄物や大ぶりのアクセサリーなどは結婚の挨拶の場にはふさわしくないので、あくまでも上品にまとめるように意識しましょう。