婚姻届には戸籍謄本が必要?戸籍謄本が間に合わない時の対処法

婚姻届には場合によっては戸籍謄本が必要となります。戸籍謄本の取り寄せが間に合わないと感じたら、どうしたら良いのでしょうか。

2人の記念日やゴロ合わせなど、どうしても入籍日を変えたくない場合もありますよね。

そこで戸籍謄本が間に合わないと感じた場合の対処方法、確認すべき点や、少しでも早く戸籍謄本を手にする可能性がある方法についてご紹介をいたします。もちろん戸籍謄本の基本的なもらい方についてもご紹介をいたしますので、あわせて参考になさってください。

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婚姻届を出したい日にちに戸籍謄本が間に合わない場合

戸籍謄本は、婚姻届を提出した日に必ず持っていかなくてはいけないものとも限りません。

そのときにあった方が良いことは確かなのですが、どうしても間に合わない場合どうなるかは以下のとおりです。

当日絶対に必要とは限らない

役所によっては、「戸籍謄本は後日でも良い」というところもあります。

これは各地域によって違うので、戸籍謄本が間に合わないと分かったらすぐに役所に聞いてみましょう。

聞いてみると「後日でも大丈夫です」と教えてくれるところもあります。

しかし婚姻届と一緒でないと受理できないというところもあるので、こればかりは聞いてみないと分かりません。

新戸籍は戸籍謄本がないと作れない

もしも後日でもOKと言われたから婚姻届だけ先に出したとしても、戸籍謄本は早めに用意しましょう。

婚姻届の受理はされますが、戸籍謄本がないと新戸籍が作れません。

もしも婚姻後すぐに何か手続きを控えているなら、戸籍のない状態だと不便で時間がかかってしまいます。

婚姻届の提出日に戸籍謄本が間に合わない?戸籍謄本が必要ない場合も

戸籍謄本は結婚する人全員が必要というわけではありません。

中には不要な人もいます。せっかく用意してみたけど「あなたのは必要ありません」と言われたら手数料がもったいないです。まずは自分が戸籍謄本の必要な人間かどうか確認してみましょう。

提出先と本籍地が同じ場所であれば戸籍謄本は不要

人には生まれたときに必ず本籍地というものが付き、大体は世帯主と同じ場所、または生まれた病院で設定されています。

その本籍地となっている市町村が婚姻届を提出する予定の市町村と同じであれば、戸籍はその役所ですでに管理しているので戸籍謄本をわざわざ提出する必要はありません。本籍がおかれていない市町村では戸籍の確認ができず新戸籍を作れないため、必ず戸籍謄本が必要になります。

本籍地は出身地とは限らないので事前確認する

免許証を作るときに住民票が必要になるので本籍地を知る人も多いのですが、明確な記憶がなければ住民票を発行してもらって自分の本籍地を知っておくといいでしょう。

親の本籍に従っているので、自分の実家が本籍地とも限りません。

本籍地は自由設定ができるため、富士山の頂上や人気テーマパークを本籍地に設定している人もいます。

また、実際に私がそうだったのですが、世帯主の実家が本籍地になっているケースもあり、円も縁もない場所が本籍地である人もいるので気をつけましょう。

婚姻届に必要な戸籍謄本はコンビニ交付が可能、しかし間に合わない可能性もあり

役所によっては住民票や戸籍謄本はコンビニで発行できることもあります。

ただし思い立ったその日のうちに出来ることではなく、事前準備が必要なので気をつけるべき点をご紹介します。

役所が発行している本人確認証が必要

コンビニで交付申請をするには、まずマイナンバーカードが必要です。

マイナンバーカードは通知カードではなくICチップ搭載のカードなので間違いのないよにしましょう。

マイナンバーカードは申込みから交付まで20日前後かかります。

予め準備しておかないと婚姻届の提出出来る日はどんどん延びていくので注意してください。

その日のうちに発行できないこともある

戸籍謄本のコンビニ交付には、事前に本籍地のある役所へ利用登録申請をしなければいけません。

それもコンビニのコピー機でできるものですが、利用可能となるまで数日かかることもあります。

利用可能になったかどうかの確認は戸籍証明書交付の登録を申請出来るサイトから随時確認ができます。

本籍が遠方の場合の戸籍謄本のもらい方について

遠方の戸籍謄本取得の方法は2つです。

少し面倒なこともありますが、コンビニがダメならこの2つ以外にはなのでそれぞれやり方を参考にしてみてください。

郵便で依頼する

取り寄せたい役所のホームページを見ると、戸籍謄本の郵送での申請方法について書かれています。

そこに申請書のPDFへのリンクは貼られていることもあるので、ダウンロードして印刷するのがおすすめです。

必要事項を記入し、返信用のフウトに自分の住所と名前を記入必要な金額の切手も貼っておきます。

他にも本人確認の出来る物が必要なので、免許証のコピーを同封しましょう。

戸籍謄本の交付には手数料が必要となります。郵便局で定額小為替を購入して同封してください。

これで郵送すると、2周間前後で戸籍謄本が送られてきます。

役所から申請書が届いたことの確認電話が入ることもあるので、電話が来た場合には出るようにしましょう。

直接役所に行く

遠方だと難しいので、わざわざ行くのではなく近くまで行く機会があれば調節その役所へ行くのもいいでしょう。

私も戸籍謄本の必要な人間だったので、彼と実家に結婚の挨拶に行ったときに役所へ寄ってもらい、戸籍謄本を交付してもらいました。

戸籍謄本は取得して3ヶ月以内のものが婚姻届提出時にあるといいと言われているので、その時期以内であれば問題ありません。

その際は印鑑や保免許証などを忘れないようにしましょう。

婚姻届を提出する際には戸籍謄本以外にも注意が必要な点について

気をつけなければいけないのは戸籍謄本だけではありません。

婚姻届に不備があって受理できないとう失敗例が入籍時の失敗例としては一番多いのです。

希望通りの日に入籍したいなら、ミスのないように気をつけましょう。

証人欄で不備があるケースもある

意外と多いのが証人欄の不備です。

旦那さんのご両親に証人をお願いしたら、お母さんの方が夫婦だからと名字を省略していたというケースや、証人欄の住所が空白になっていた、または判子が押されていなかったということもあります。

また、「斎藤」と「齋藤」を間違えていたり、地名の漢字が違うなど、実は間違っている婚姻届ができていることに気づけないというのも珍しい話ではありません。

証人欄は書いてもらったら自分たちでしっかり確認するしかありません。

免許証などを見せてもらいながらしっかりチェックしましょう。

前もって役所の人に確認してもらうと確実

自分たちの欄でも間違いがないとは限りません。

しかし本人チェックでは見つけられなかったミスが当日見つかるという可能性も十分あります。

不安な人は、完成した婚姻届を役所へ持っていって窓口で見てもらいましょう。

最初に「○日に提出したいんですけど、これで大丈夫か見てください」と言わないとそのまま受理されるので気をつけてください。

窓口で大丈夫と言われたら安心して大丈夫です。あとは当日忘れ物がないように注意しましょう。