結婚を機に新居へ引っ越しを考えている方も多いと多いと思いますが、効率よく引っ越しを終わらせるためにも入念な準備が必要です。
何も準備せずに引っ越しを行うと、後から「あの手続きを忘れてた!」ということにもなりかねません。
結婚を機に引っ越しをする場合に準備しておきたいこと、荷造りのポイント、引っ越し当日までに準備すべきこと、引越し後に必要な手続きなど詳しくご説明します。
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結婚を機に引っ越し、準備したい書類と必要な手続き
現在住んでいる市区町村の役所に提出するべき書類や、住んでいる家に関して届出をしなければいけない書類など、沢山あります。
市区町村の役所への届出書類と手続き
- 転出届(印鑑、身分証明書)
- 印鑑登録証を返納(登録時の印鑑、身分証明書)
- 国民健康保険証を返納(届出印、保険証)
引っ越し後も同じ市区町村に住む場合には上記の手続きは必要ありません。
転出届の提出と国民健康保険証の返納は引っ越し日の14日前から手続きが可能です。
印鑑登録証については特に期限はありません。
住んでいる家に関しての手続き
- 電気、ガス、水道
- 固定電話
- インターネット回線
電気、ガス、水道については各会社へ問い合わせをして、引越しの日などを伝えておくことが必要です。
電話、インターネット回線については、時期によっては込み合いますので早めに連絡をしておきましょう。
結婚を機に引っ越しする場合は荷造りが重要、準備すべきこととポイント
引っ越しをする場合の荷造りはいったいどこから始めたら良いのか。
引っ越しまでにどのくらいの時間があるのかによって変わりますが、先に荷造りした方が良いもの、最後の日に荷造りした方がよいものがあります。
また、荷造りをする上での注意点があります。
荷造りをする順番を決めて進めていくとスムーズにできます。
引っ越し2週間前までにやっておきたいこと
- 本、CDなど
仕事などに必要な本などで無い限り、先に荷造りしてしまいましょう。
ただ、本などは大変重たいので、小さめのダンボールに重さに注意して詰め込みましょう。 - オフシーズンの家電
引越し業者によっては家電を保護するシートなどをもらえますので、ダンボールに入らないものは、シートをお願いしてみましょう。 - お客様用などの使わない寝具
布団袋、または引越し業者で用意された袋に入れます。 - オフシーズンの衣類、靴など
シワになりにくいように大きめのダンボールに丸めて入れるなどしましょう。 - タンス、チェストなどの中のもの
種類別にわけてダンボールに入れましょう。
引っ越しの1週間前までにやっておきたいこと
- 靴、バッグ
ビニール袋に包んだり、新聞紙に包んで入れると傷がつきにくくなります。 - 食器、調理器具
引越し業者に専用のクッション材をもらっておき、必ず包みましょう。
もし、無い場合は、タオルなど使うようにします。 - クローゼットの中
引っ越し業者によってはハンガーにかけたまま持ち運べるダンボールがあります。
その場合は引越し当日に専用ケースに入れるだけなので便利です。
無い場合はシワに気をつけて大きめのダンボールを使いましょう。
引っ越しの前日までにやっておきたいこと
- テレビのリモコンなど
テレビ自体は引越し業者が専用の梱包材で荷造りしてくれますので、周辺の小物類などはダンボールに入れてすぐに出せるようにしておきましょう。 - 貴重品類
引っ越しの荷物には預けられませんので、持ち運べるようにカバンにまとめておきます。
また、失敗しがちなのが、ハサミ、ガムテープ、油性マーカーなど、最後まで荷造りに必要なものをダンボールに入れてしまうことです。
これらは荷物を全部詰め終えるまで必要になりますので、かごなどにいれておきましょう。
また、トイレットペーパーなどもホルダーに1個は残しておくのも忘れずに。
荷物搬出後に軽く掃除が必要な場合は雑巾などを用意しておきましょう。
引っ越し当日までに準備すべきことと済ませておきたいこと
荷造りと同時進行で準備しておくことがあります。
引っ越し当日は洗濯機など使っている時間ありません。
時期によっては前の日に洗濯したものが乾いてなくて荷造りができないなどの問題が発生します。
だいたい3日前くらいには洗濯は済ませておきましょう。
食器類などは、あわてて梱包すると破損させてしまう可能性があるので、きちんと梱包したいものです。
全ての食器をダンボールに入れてしまっても困らない用意に紙皿、紙コップ、割り箸などを用意しておくと便利です。
(コンビニエンスストアに頼るのもひとつです)
備え付けのキッチンの棚の上などは見逃してしまうことが多いのでチェックしておきます。
引っ越しの数日前から当日は急な出費が多くなりがちです。
現金を用意しておくことも大切です。
また、管理人さんや、ご近所さんなど、お世話になった方には引っ越し前日までには挨拶しておきましょう。
結婚を機に引っ越しすると忘れがちな、引越し後に必要な手続き
引っ越し作業と同時に、もしくは作業が落ち着いた後に手続きをしても間に合うものを分け、自分にとって最優先にするべき手続きをリスト化するなどして手続き忘れがないように注意しましょう。
引っ越し後に主に必要になる手続きは以下の通りです。
役所関係
- 転入届
- 印鑑登録
- 国民健康保険
- 国民年金
- パスポート
- マイナンバー
- 免許証
各取引先
- 生命保険や損害保険
- 銀行、クレジットカード
- 郵便物の転送届
先に公的書類の手続きを済ませてから保険などの変更をすることをおすすめします。
結婚を機に引っ越しをするなら、入籍は引っ越し前と後どちらがいいのか
また現在は365日24時間どこの市役所でも受付してもらえるので便利です。
しかし、仕事が休めなかったり、せっかくなら二人で提出したいけれど、休みの合う日が一日しかないなど制限される場合には、引っ越しを期に婚姻届と転入届を同時にしてみるのはいかがでしょうか。
手続きすることや必要な書類などを事前に準備しておくことで1日ですべての手続きを済ませることができるかもしれません。