結婚式の乾杯の挨拶を上司や恩師など目上の人に依頼することが多いです。
上司に依頼する際のマナー、そしてお礼のマナーがあります。
結婚式の準備の忙しさのあまり見落としてしまわないようマナーをしっかり守って失礼のないよう対応してください。
一生に一度の結婚式を気持ち良く終えられるよう、乾杯の挨拶依頼のマナーを頭に入れておきましょう。
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結婚式の乾杯の挨拶は上司に依頼しても良い
結婚式で乾杯の挨拶を頼む時に、まず考えるのが、主賓を誰にするかです。
もちろん恩師と上司が逆でもOKです。
最も尊敬している上司に主賓として代表の挨拶をしてもらうとして、乾杯の挨拶は少しフラットな雰囲気で行いたいとする場合に、友人や会社の先輩にお願いするのも良い方法のひとつです。
仲の良さで選ぶのも良いですし、その人が話し上手かどうかで選んでみるのも良い
主賓の挨拶と乾杯の挨拶は、その結婚式をどのようにしたいかで決まります。
格式高い雰囲気にしたいのか、カジュアルで和やかな雰囲気にしたいのか、また両者の良さを織り交ぜたものにしたいのか、それらは人選びと頼み方で異なりますので、新郎と新婦、場合によっては両親とも相談の上お願いするようにしましょう。
結婚式の乾杯の挨拶を上司に依頼する時のマナー
しかし、それが定番だからといって、「来週の式の乾杯の挨拶お願いします」などと直前にしかも無礼な頼み方ですと、挨拶を断られ、周囲からも顰蹙を買ってしまいます。
そうならないように、きちんと手順を踏んだマナーに沿うようにしましょう。
招待状を出す前にすること
結婚式の挨拶を頼む時に、何も言わずに招待状にお願いする旨の言葉を添えて送るのは上司に対して大変失礼です。
招待状を送る際のポイント
結婚式の招待状は基本的に郵送です。
しかし、乾杯の挨拶のように特別な事をしてもらう相手には出来るだけ手渡しをするようにしましょう。
その際も、もう一度お願いと、引き受けてくれることへの感謝の言葉を述べましょう。
その場合は、付箋などでメッセージを添えて、招待状が届くタイミングに電話をするようにしましょう。
これらは乾杯の挨拶だけではなく、主賓へのマナーとしても必要なことです。
相手に粗相のないように、丁寧な依頼をしましょう。
結婚式は終わったら上司にお礼をすることを忘れてはいけない
上司に乾杯の挨拶をお願いする時に丁寧にするのはもちろんですが、終わった後にお礼をするのも忘れないようにしましょう。
お車代として渡す
乾杯の挨拶をお願いした上司などに謝礼を渡したいという気持ちを持たれる方もいると思いますが、そのまま謝礼としてでは、遠慮して受け取ってもらえないこともあります。
そういった時は、当日お車代として渡すとさりげなく、かつスマートに渡すことが出来ます。
後日お礼の品を贈る
比較的定番なのがこちらの、後日お礼の品を贈るという方法です。
高級なお菓子や、上司の好みのギフトでも良いですし、新婚旅行のお土産も喜ばれるものです。
引き出物をちょっとプラスする
結婚式での引き出物に挨拶をしてくれた方に少し品物をプラスするのも一つの方法です。
ただし、持ち帰る事を考慮して大きいもの、重たいものは選ばないようにし、またお礼の品であることがわかるようにメッセージカードを添えることを忘れないようにしましょう。
お金をあげたから良い、品物をあげたから良いというものではないので、気持ちを伝えるようにしましょう。
結婚式の乾杯の挨拶を依頼する上司選びのポイント
乾杯の挨拶を会社の上司にお願いしようと思った時に、その上司が一人しかいないのであれば問題はありませんが、自分の仕事と関わる上司が複数の場合は、少し考えなくてはいけません。
主賓の挨拶をお願いする人の多くは、最も新郎、もしくは新婦とも関わりが深かった人が選ぶのが良い
乾杯の挨拶をお願いする人は、日々仕事で関わっている人の中で最も偉い人にしましょう。
会社が小規模、または中規模でしたら、社長にお願いするのが良いでしょう。
しかし、社長との関わりがほとんどないといった場合は、部長や専務などでもOKです。
迷うようでしたら、親しくしている先輩や上司に人選を相談したり、過去に行われた結婚式ではどうだったかなどを聞いてみると良いでしょう。
結婚式の乾杯の挨拶を断られてしまった時の場合
結婚式の乾杯の挨拶を頼まれるということは、光栄であると同時に大きなプレッシャーがかかります。
お祝いの気持ちはあるものの、人前に出るのを極端に苦手とする方は断って来ることもあります
そういった場合に、「是非!」といってもう少し押してみるのも一つの手ですが、本当にそれが嫌だという場合もありますので、無理強いしないようにしましょう。
ただし、本当に誰もいない場合、もしくはどうしてもその上司にやってもらいたい場合は、事情を話し、「〇〇さんしかいないんです」とお願いしてみましょう。
しかし、それでもダメな場合は、親戚の伯父さんにお願いする方向も考えてみましょう。
しかし、そのひとつに手を抜くと大変な事に繋がりますので、最初から最後まで礼を尽くす気持ちを忘れないようにしましょう。